いま中国で話題のスマートフォンが、日本でもニュースで耳に入るようになった小米(Xiaomi Corp.)だ。高価格帯のアップルiPhoneに比べると半額以下で購入できるので、中国人の平均月収7〜8万円(2013年の一人当たりGDPは約$6,800、The World Bank )でもスマートフォンが手に入るようになった。それでも、月収の半分はその購入費に当たるので、スマートフォンそのものは中国では高価格商品になる。しかし、中間層が増え続ける中国では、やはり憧れのスマートフォンはアップルのiPhoneになる。とくに裕福な人が多く、中間層を抜け出そうとしている人が増えている上海ではiPhoneユーザーの方が多いのではないかもしれない(もちろん実際はiPhoneユーザー以外が多い)。それに、iPhoneを手に持っていること自体が一つのステータスになっている中国、とくに上海では、月収以上のお金を払ってでも購入する人が多い。もちろん人気は、iPhone 6 Plusのゴールドだ。では、中国での小米の狙いはどこにあるのか?<続きを読むーこちらをクリック>