Apple Watch: アップルウォッチを使ってみた、新しいライフスタイル誕生か?
2015年5月30日
Akira Kondo
Apple Watchが発売されてから1ヶ月が過ぎようとしている。まだまだ街中ではApple Watchを着けている人はあまり見かけることができないのが現状だろう。またはすでに高級腕時計を持っていて、Apple Watch購入をためらっている人も多いはずだ。さて今回の記事は、実際にApple Watch 42mm ステンレススチールケース・ブラックスポーツバンドを使ってみた感想を書いてみた。今まで色々なアップル製品が市場に出てきたが、筆者にとってApple Watchは一番のイノベーティブでモダンな製品だと思っている。まだApple Watchを購入していない人や興味がある人は、ぜひ少しでも参考になればと思う。
今回購入して使っているApple Watchはステンレススチールケースの42mmサファイアスクリーン、ブラックスポーツバンド仕様の製品で、価格は税込みで77,544円。今現在もオンラインのみの注文となるが、送られてくる包装はとてもしっかりとしている。その包装された箱を開けるとApple Watchが入った真っ白の箱が出てきて、とにかくその箱の大きさと重さにびっくりするだろう。その箱の大きさはiPhone 6の入った箱の約4個分で、700gぐらいの重さだろうか、もちろんウォッチはそんなに重くはないが。そしてその真っ白の箱を開けると、今度はまた真っ白な箱が出てくる。プラスチック製の箱で、アップルらしさを感じる。それを開けるとついにApple Watchが出てくる。最初は箱の美しさに圧倒されたが、その出てきたウォッチを見るとそのモダンさに圧倒される。そのプラスチックケースの下には、マグネット式チャージャーが入っている。 さて早速そのApple Watchを着けてみてみると、その着け心地感は最高だ。スポーツバンドは柔らかく、そして腕からずれることもない。ウォッチもさほど重くは感じず、Apple Watch Sportはもっと軽いと想像ができる。もちろん高級腕時計には重みも大切になってくるので、Apple Watchはさほど重くは感じないだろう。そしてなによりサファイアスクリーンの美しさが際立つ。強固なサファイアグラスなので傷も付かないだろう。そして実際に使い始めると、意外に思っていたよりも簡単に操作ができる。iPhoneとのペアリングも手順通りに進めていけばすぐにセット完了だ。
ペアリングが終われば自分が好きなスクリーンを設定できるし、iPhoneにあるアプリをApple Watchにも保管することができる。そのアプリを見たい時は、デジタルクラウンを押せばいい。電話をしたい時はその下にある長細いボタン押すとコンタクトリストが出てくるので、簡単な要件ならiPhoneを取り出す必要はない。ただApple Watchで会話をしていると恥ずかしさを感じるかもしれないが、近い将来多くの人がこの光景を見ることになったら気にすることはなくなるだろう。 |
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ウォッチのスクリーンはいつも真っ黒(オフ)になっている。腕を上げてウォッチをみる動作をするとスクリーンがオンになる。スクリーンの設定によるが、画面に時間、日にち、気温、株価、そして現在の月の形なども一度に見る事ができる。普通の腕時計では得ることのできない情報が、Apple Watchではすぐに多くの情報が得ることができるのが強みだ。ちなみに筆者はそれらの情報をスクリーンに設定してある。嬉しいのは気になる株価の値段がスクリーンにいつも表示されていることで、その株価の場所をタップするとすぐに株価のリストが現れて、デジタルクラウンを使って保有している株価を簡単にチェックすることができる。Apple Watchを着けていて良かったと思う瞬間だ。いつもポケットからiPhoneを出して株価をチェックしていたことを思うととても楽になった。
ほかにも自分の興味のあるニュースなどをノーティフィケーション(Notification)で教えてくれる。Apple Watchに振動がするのですぐにわかるし、またiPhoneを取り出す必要もなくなった。もし重要なノーティフィケーションならiPhoneを出して詳細を見ればいい。マップ機能もとても使いやすい。とくに市内を歩いて初めて行くコーヒショップなどのディレクションはとても役に立つだろう。天気やカレンダーなどの情報はもうiPhoneを取り出す必要もなくなった。 なにより健康志向の人にとってはApple Watchを着ける価値は高いだろう。メインスクリーンを上にスワイプすると基本機能がでてくる。それを左右にスワイプするとその中に Heart RateとActivityがでてくる。前者はただその画面になった時点で自動的に心拍数を測定してくれる。とくに運動中の心拍数は気になるところで、Apple Watchならいつでも簡単にチェックできるし、一般の人でもアスリートの人どちらにも役に立つだろう。後者のActivityは自分の1日あたりの消費カロリーを設定して、その日のMove、Exercise、Standを測定してくれる。結構面白いもので、その目標に達するためにいつもより長く歩いたり、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うことも多くなった。iPhoneにもアプリとして載っているので、それを開けば過去の測定値もチェックすることができる。
もちろんそれらのアプリはデジタルクラウンをプッシュするとスクリーンにでてくる。自分の使いたいアプリをただタップするだけでいい。スクリーン上に置いておきたいアプリはiPhoneで全てコントロールできる。例えばユナイテッド航空、マリオット、WeChat、CNBC、Bloomberg、プレゼンテーションに必須のKeynoteなどはApple Watch向けのアプリがすでに用意されているので、それらを頻度に利用する筆者にとってはとても便利だ。
例えばWeChatは簡単な返信などならiPhoneをポケットから取り出す必要はないだろう。メッセージが来ると音や振動で教えてくれる。もちろんApple Watchにもマナーモードはあるので音を外に漏らす必要もない。返信したい時は、すでに用意されている返信、例えば「OK」などをタップすればいいし、または簡単に音声で返信できる。人前でウォッチに向けて声を発するのは恥ずかしさを感じるかもしれないが、時間が解決してくれるだろう。これは老舗の腕時計にはできないことなので、近い将来ウォッチに話しかけるという新しい文化が芽生えるかもしれない。 セキュリティ面もとても信頼ができる。パスワードを設定すればさらに万全だ。まずApple Watchを腕に着けて画面をタップするとパスワード入力画面が出てくるので、そこで4桁の数字を入れるとロックが解除される。腕にウォッチを着けている間はもうパスワードを入力する必要もない。またウォッチを着けている腕を下げると自然にスクリーンがオフになるので他の人に見られることもない。Apple Watchを腕から外すと、またロックがかかりパスワードを入力しないとメインスクリーン以外の画面を開くことができない。万が一Apple Watchをどこかにおき忘れたとしても、他の人がコンテンツを利用できない仕組みになっている。日常で家以外ではApple Watchを腕から外すことは少ないが、旅行先などのホテルや空港での充電中には注意が必要かもしれない。 ここまでポジティブなことばかりを書いてきたが、ネガティヴな面もある。やはり毎日充電をしないといけないというのは苦労だ。iPhoneと違いApple Watchは普通に使用していれば間違いなく丸1日バッテリーが持つので充電器を外に持っていく必要はない。しかし夜寝る前に必ず充電が必要だ。MacBook、iPhone、Apple Watchなどアップルファンにとってはコンセント拡張が必要になってくる。そのApple Watchの充電は簡単で、とてもモダンに感じる。ただ丸いマグネットをApple Watchの背面に引っ付けるだけでいい。腕時計は身につける習慣を与えてくれるので、Apple Watchと連動するiPhoneを家に忘れていくことも減るだろう。またApple WatchからiPhoneにアラームを発することができるので、近くにおき忘れて見つけられないiPhoneを探すのが便利だ。
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