アメリカで一番人気のETFは個人投資家から機関投資家の間で毎日たくさん取引されている「SPDR S&P 500 Trust」だ。 そのティッカーシンボル「SPY」は、S&P500と連動したアメリカ500社からなるマーケットバスケットである(それぞれの日本の株価に4桁の番号が付いているのと同じで、アメリカの個別株、ETFなどはアルファベットで表している)。アップルやスターバックス、そして工事現場などでよく見るCATロゴが付いた黄色い重機 を販売するキャタピラー社など、ほぼ頭の中に浮かぶアメリカ企業はこのS&P 500に含まれる。なぜこのS&P 500に連動するETF「SPY」が一番取引される銘柄なのか?
それは、S&P 500は投資家にとってのベンチマークだからだ。アメリカ中にいるポートフォリオマネージャーはとにかく毎年S&P 500よりも高い成績を上げようと顧客の資金を運用している。それは個人投資家にとっても一緒で、S&P 500よりも高いパフォーマンスを残すことが毎年の目標になる。2013年と2014年のS&P 500のパフォーマンスはそれぞれ29.6%と12.4%で、2009年中盤からのブルマーケットが続く形となった。そのS&P 500と連動するのがSPDR ETFのSPYだ。<続きを読むーこちらをクリック>
それは、S&P 500は投資家にとってのベンチマークだからだ。アメリカ中にいるポートフォリオマネージャーはとにかく毎年S&P 500よりも高い成績を上げようと顧客の資金を運用している。それは個人投資家にとっても一緒で、S&P 500よりも高いパフォーマンスを残すことが毎年の目標になる。2013年と2014年のS&P 500のパフォーマンスはそれぞれ29.6%と12.4%で、2009年中盤からのブルマーケットが続く形となった。そのS&P 500と連動するのがSPDR ETFのSPYだ。<続きを読むーこちらをクリック>