3月6日、ニューヨーク市場が始まる前に嬉しいニュースが入った。先月時価総額が7、000億ドルを突破したアップル(NASDAQ: AAPL)が、超優良企業30社からなるダウ工業指数に加わることが決まった。それに伴い、AT&T(NYSE: T)がダウ指数から外れることになった。昨年7:1の株式分割を行ったアップルは株価が7分の1になり、株価平均からなるダウ指数に加わる障害がなくなった。アップルがダウ指数に含まれるのは今月18日の市場が終わった後で、翌日19日の市場取引にはアップルの株価がダウ指数に反映されるようになる。ちなみに、アップルが加わったダウ指数の構成は以下になる。<続きを読むーこちらをクリック>
インターネットが発達した今日では、探したいものはなんでもネット上で見つかる。株式などの金融商品も例外ではない。アメリカ株式のリサーチも簡単にネット上でできる。では、どのサイトが一番アメリカ株式研究に適しているか? 一番使いやすいサイトは間違いなく、Yahoo! Financeだろう。もちろん英語のサイトになるが、日本で株の売買をしたことがある人ならすぐになれるだろう。Yahoo! Finance以外にもたくさん使いやすく、コンテンツの豊富なサイトもある。例えば、機関投資家が愛用するBloombergもその一つだ。Bloombergは日本語サイトもあるので、世界中の金融、経済ニュースが日本語で読め、個人投資家にとって多くの情報を得る場所になる。<続きを読むーこちらをクリック> 日経平均は2013年から今日まで65%上昇し(2月14日現在)、そろそろ保有している株を売って利益を得ようとしている投資家も多いに違いない。昨年、日本は経済が後退したにもかかわらず、それでも株価上昇が続き困惑した投資家も少なくないだろう。もし70%もの利益を含んでいる銘柄があるのなら、先行きの不安なアベノミクス経済を考えると、そろそろ利益を確定してもいい頃だろうと思う。その反面、もしこれからも株価の上昇が続いたらと思うと、なかなか売りに出せない気持ちも大きくなる。 実際、投資家の間では株式を買うより、売る方が難しいと考えるのが一般かもしれない。たくさんの投資家が利益を含んでいた銘柄を売り切れずに、逆にタイミングを逃して損失を得たというストーリーをよく耳にする。または、損失がどんどん膨れ上がり、株の塩漬けなどという言葉を聞くこともある。日本経済は長らくデフレの中にあり、株式市場も停滞が続いた。しかし、今は株価が毎日高値を目指す日が続き、利益にあふれている銘柄を売りに出したい人が多いはずだ。<続きを読むーこちらをクリック> 27日アップルが第1四半期(アップル会計年度で10月から12月)の過去最高額の売上高、純利益を発表した。昨年10月から12月の売上高は去年の同時期に比べて30%増の746億ドル、純利益は37%増の180億ドルとなり、一株あたりの利益はコンセンサス平均値より約18%近く高い3.06ドルとなった。そして気になるiPhoneの出荷台数は7,450万台となり、前年同時期に比べると46%増となる。テクノロジー企業の業績の物差しになるマージン(Gross Margin、売上総利益率)は、39.9%となった。 ホリデーシーズンの時期に重なるアップルの第1四半期の業績発表は、投資家にとって新型iPhoneの発表よりも楽しみかもしれない。そして今回の発表では、アナリストの予想を遥かに上回る業績となり投資家を喜ばせた。まず売上高だが、前年第1四半期に発表した当時の過去最高額となる576億ドルを大幅に上回り、746億ドルとなった。どの機種が一番出荷したかは明白ではないが、値段が高く容量が大きめのiPhone 6や画面が大きいiPhone 6 Plusに人気が集まったことが大幅な売上げ上昇に貢献したに違いない。また、Mac関連の機種の出荷台数が増えたことも売上げに貢献しただろう。<続きを読むーこちらをクリック> 「Diversification is the only free lunch.」アメリカの投資番組でよく聞く言葉だ。アメリカ著名投資家ジム クレイマーがホストのCNBC「Mad Money」で何回もその言葉を叫んでいる。日本語で直訳すると、「分散投資は無料のランチだ」という意味になる。もちろん日本の投資家の間でも知られている言葉だ。しかし、その言葉を知っていても目先の利益に期待してそのルールを破る投資家はたくさんいる。そして、たくさんの損益を得る投資家も少なくない。今回はこの分散投資についての基礎を簡単に学んでみたいと思う。<続きを読むーこちらをクリック> ここ数年、アベノミックスの恩恵を受けて株式投資の人気も上がっている。今まで株式投資に興味がなかったが、金融口座を開設した人も多いだろう。確かに2012年末に安倍政権が始動して以来、日経平均は今日までに70%近くも上昇した。それに乗り遅れまいと、本屋で株式関連の本を買い、色々な銘柄に目を通したはずだ。その中にはもうこれから株式を買うのは遅いだろうと思っている人も少なくない。日本では1990年代にバブル崩壊してその後の株価の低迷、2000年代は小泉政権下での株価上昇の期待が現れたが、金融危機により株価の大暴落を経験することになった。株式投資にうんざりした人も多く、今も株式投資を始めるか悩んでいる人も多いに違いない。では日本株式ではなく、堅調に推移している経済大国、アメリカに株式投資をしてみてはいかがだろう? <続きを読むーこちらをクリック> アメリカで一番人気のETFは個人投資家から機関投資家の間で毎日たくさん取引されている「SPDR S&P 500 Trust」だ。 そのティッカーシンボル「SPY」は、S&P500と連動したアメリカ500社からなるマーケットバスケットである(それぞれの日本の株価に4桁の番号が付いているのと同じで、アメリカの個別株、ETFなどはアルファベットで表している)。アップルやスターバックス、そして工事現場などでよく見るCATロゴが付いた黄色い重機 を販売するキャタピラー社など、ほぼ頭の中に浮かぶアメリカ企業はこのS&P 500に含まれる。なぜこのS&P 500に連動するETF「SPY」が一番取引される銘柄なのか? それは、S&P 500は投資家にとってのベンチマークだからだ。アメリカ中にいるポートフォリオマネージャーはとにかく毎年S&P 500よりも高い成績を上げようと顧客の資金を運用している。それは個人投資家にとっても一緒で、S&P 500よりも高いパフォーマンスを残すことが毎年の目標になる。2013年と2014年のS&P 500のパフォーマンスはそれぞれ29.6%と12.4%で、2009年中盤からのブルマーケットが続く形となった。そのS&P 500と連動するのがSPDR ETFのSPYだ。<続きを読むーこちらをクリック> アップル株の堅調な動きが際立っている。今年もあと2日間の取引を残すのみとなったが、アップル株は今日までで44%以上上昇した(米国12月29日時点)。今年10月に発売されたiPhone 6は好調な売り上げが続き、市場を活発にさせた。その間にロシア通貨ルーブル急落や中国経済失速などのニュースが出たが、それでもアップル株は大きな修正局面もなく、 投資家にとってはよい年になったはずだ。 アメリカのリテールセールは第4四半期が稼ぎ時といわれる。日本の各都市でもアップルストアーの存在感が際立つようになってきた。ルイビィトンやシャネルの高級リテールストアーの近くにアップルストアーも何気なくマッチしている。アメリカのサンクスギビングが終わると、年末商戦が始まる。どの店にとっても一番の稼ぎ時になるので、最新のアイテムを市場に投入したり、今年売れ残った商品を値下げして売り出すのが恒例だ。 テクノロジーのイメージがあるアップルだが、実際はリテールとして考える方が妥当かもしれない。アップルのリテールストアーはいまや世界中で人気スポットになっている。最新のアイテムが発売されると、店内が人で溢れ、またその状況がニュースになるのがあたりまえになった。人気のiPhoneやiPadはアップルにとってもはや年末商戦の主力商品だ。<続きを読むーこちらをクリック> アメリカでは多くのETF(Exchange-Traded Fund)が毎日取引されている。日本語で株価連動型信託だ。アメリカ市場の指標になるS&P 500と連動するSPDR S&P 500 ETF、「SPY」は多くの投資家に取引されている。金融のグローバル化が進み最近はほぼすべての証券会社で「SPY」や多くのETF商品を売買することができる。ETFの特徴としては、アメリカの市場が営業している時間なら、いつでも株式と同じように売買できることだ。また、ファンドマネージャーを要する信託に比べれば、 取得コストは格段に低い。それらの人気性もあって、いま現在たくさんの、そして様々なETFが市場で取引されている。 今回は、今年から新しく登場したユニークなETF「IBLN」を紹介する。IBLNはDirexion Investmentsが今年8月1日から取引を開始した「iBillionaire Index」で、10人のビリオネラー(10億万ドル長者)が選んだ30銘柄に及ぶ個別株のバスケットだ。特徴は上記の通り、ビリオネラーが頻繁に選択する30の個別株をETFにして市場で売買されていることだ。<続きを読むーこちらをクリック> アメリカのテレビでひときわ目立つ人物がいる。いつも「BOOYAH!」と叫んでいるCNBC「Mad Money」ホスト、ジム クレイマー(Jim Cramer)だ。彼はハーバード大学院法学部に在籍し、その時から投資に興味を持ち始めた。卒業後 ゴールドマンサックス証券に入行し、数年後にThe Street.Comを創設した。現在、彼はThe Street.Com社の共同創設者、チェアマンでもあり、投資についての記事を毎日発信している。ウォールストリートで働いている人や全米の投資家は彼のことは絶対に知っているほど著名投資家だ。また、クレイマーがThe Street.Com Action Alerts Plusで運用している3億円規模の慈善信託「Charitable Trust」は、毎年得た利益を寄付することでよく知られている。 <続きを読むーこちらをクリック> |
日本語ホームへArchives
March 2015
Categories |