ライフスタイルを変化させた、変化させるかもしれない銘柄
January 3, 2020
Akira Kondo
過去10年でライフスタイルを変えてくれたモノ(またはサービス)って、なんだろうか?やはりそれは身近にあるものではないだろうか?アップル(NASDAQ: AAPL)のiPhoneなんかは良い例だろう。今日では多くの人がiPhoneを手に持ち、多くの情報を絶え間無く得ている。そして、デジタルカメラなどのモノは、iPhoneへと移っていった。もし、そのようなライフスタイルを変えるような銘柄を長らく保有していたらどうなっているだろうか?たとえば、10年前にアップル株(NASDAQ: AAPL)を100株(約3,300ドルで)購入していたら、今ごろ約30,000ドルになっていただろう。ライフスタイルを変化させるモノとサービス(銘柄)ってそう簡単には見つからないと思う人も少なくはないはずだ。しかし、この世の中には実はそのようなモノがあるのも事実だし、それらを見つけ出すのが投資家のスキルだろう。さっそく、今までにライフスタイルを変えてくれた銘柄、そしてこれからライフスタイルを変えてくれるだろうと思う銘柄を筆者の観点でまとめてみた。
スターバックス(NASDAQ: SBUX)
コーヒーがライフスタイルを変えた?と思う人もいるかと思うが、スターバックスが消費者に提供しているモノとサービスは間違いなくライフスタイルを変化させただろう。コーヒー(フラプチーノでも)を飲みながら、店内のソファーに座って本を読みながら過ごす。テーブルを囲んで友達と会話を楽しむ。ラップトップを開いて、仕事をしたり、スターバックスは消費者にサードプレイスレイスを提供する事によって急成長を遂げた(もちろん、ドリンクの素晴らしいテイストがあってのことだが)。さて、そのスターバックス株だが、10年前に1,000株(約11,000ドル)保有していたとすると、今では87,000ドルになっていただろう。
ここまでは、過去にライフスタイルを変化させた銘柄を紹介したが、ここからは筆写の観点で、今後ライフスタイルを変えるのではないかと思う銘柄をピックしてみた。
コーヒーがライフスタイルを変えた?と思う人もいるかと思うが、スターバックスが消費者に提供しているモノとサービスは間違いなくライフスタイルを変化させただろう。コーヒー(フラプチーノでも)を飲みながら、店内のソファーに座って本を読みながら過ごす。テーブルを囲んで友達と会話を楽しむ。ラップトップを開いて、仕事をしたり、スターバックスは消費者にサードプレイスレイスを提供する事によって急成長を遂げた(もちろん、ドリンクの素晴らしいテイストがあってのことだが)。さて、そのスターバックス株だが、10年前に1,000株(約11,000ドル)保有していたとすると、今では87,000ドルになっていただろう。
ここまでは、過去にライフスタイルを変化させた銘柄を紹介したが、ここからは筆写の観点で、今後ライフスタイルを変えるのではないかと思う銘柄をピックしてみた。
テスラ(NASDAQ: TSLA)
サンフランシスコ・ベイエリアをドライブしていると、一際目立つのがテスラ車だ。斬新なスタイルと、最新のテクノロジーが満載のその車は、一度購入してしまうと、もうほかの車には乗れないと感じる人がほとんどだろう。自動運転(またはオートパイロット)で高速道路を運転していると、自分が運転しているよりも安全だし、さらに疲れが溜まらないのも嬉しい。日本では高齢者の交通事故のニュースが連日のようにテレビで放送されるが、もしテスラのような自動運転車がこの世の中に当たり前のように現れたら、そのような高齢者の運転事故もなくなるだろう。さらに、免許返納と言う言葉も聞くこともなくなるだろうし、免許証自体がなくなるかもしれない。そして、化石燃料車もなくなり、電気自動車へと今後は変わっていくだろう。そのテスラ株だが、過去10年で約2,000%上昇しているが、まだまだイニングの始めなのかもしれない。
サンフランシスコ・ベイエリアをドライブしていると、一際目立つのがテスラ車だ。斬新なスタイルと、最新のテクノロジーが満載のその車は、一度購入してしまうと、もうほかの車には乗れないと感じる人がほとんどだろう。自動運転(またはオートパイロット)で高速道路を運転していると、自分が運転しているよりも安全だし、さらに疲れが溜まらないのも嬉しい。日本では高齢者の交通事故のニュースが連日のようにテレビで放送されるが、もしテスラのような自動運転車がこの世の中に当たり前のように現れたら、そのような高齢者の運転事故もなくなるだろう。さらに、免許返納と言う言葉も聞くこともなくなるだろうし、免許証自体がなくなるかもしれない。そして、化石燃料車もなくなり、電気自動車へと今後は変わっていくだろう。そのテスラ株だが、過去10年で約2,000%上昇しているが、まだまだイニングの始めなのかもしれない。
ビヨンド・ミート(NASDAQ: BYND)
あまり馴染みのない銘柄かも知れないが、カリフォルニア州をベースにする人工肉製造のリーディングカンパニーだ。いま日本の外では人工肉がブームを引き起こしている。なにより、ニワトリや牛を殺すという残虐的なイメージを払拭し、豆からできた食物肉が消費者の心を得ている。もちろん、ビヨンド・ミートが提供する「ミート」は本物と見た目が変わらず、そして味もミートそのものだ。将来、生きたニワトリを殺して食べる事は無くなるかもしれないし、なによりスーパーには「本物」のミートは陳列されず、ビヨンド・ミートなどが製造する人工肉が棚を埋めるかもしれない。さて、その銘柄だが昨年5月にナスダック市場に上場したばかりだ。現在は約74ドル(2019年12月30日現在)の約45億ドル規模の企業価値だが、今後株価がどのように推移するか楽しみだ。
あまり馴染みのない銘柄かも知れないが、カリフォルニア州をベースにする人工肉製造のリーディングカンパニーだ。いま日本の外では人工肉がブームを引き起こしている。なにより、ニワトリや牛を殺すという残虐的なイメージを払拭し、豆からできた食物肉が消費者の心を得ている。もちろん、ビヨンド・ミートが提供する「ミート」は本物と見た目が変わらず、そして味もミートそのものだ。将来、生きたニワトリを殺して食べる事は無くなるかもしれないし、なによりスーパーには「本物」のミートは陳列されず、ビヨンド・ミートなどが製造する人工肉が棚を埋めるかもしれない。さて、その銘柄だが昨年5月にナスダック市場に上場したばかりだ。現在は約74ドル(2019年12月30日現在)の約45億ドル規模の企業価値だが、今後株価がどのように推移するか楽しみだ。
ペイパル(NASDAQ:PYPL)
日本でもキャッシュレス化の動きが出始めてきたが、海外では紙幣を使っての売買はすでにオールドファションだ。隣の大国・中国ではモバイルアプリを使用したQR決済が主流となっており、アメリカではクレジットカードから派生しているペイメントが拡大している。昨年より開始したアップルのアップルカードもその一つだ。今後はこのようなデジタルペイメントの大流行によって、紙幣は世の中からなくなるかもしれない。コストをかけて紙幣を印刷するのもなくなるだろう。また、お金のモビリティーも国を越えてさらに大きくなるかもしれない。ペイパルを含め、皆が知っているアメリカンエクスプレス(NYSE: AXP)、VISA(NYSE: V)、マスターカード(NYSE: MA)などもその波に乗ってくるだろう。ちなみに、ペイパルは2015年に上場してから株価は約3倍に膨れ上がっている。
日本でもキャッシュレス化の動きが出始めてきたが、海外では紙幣を使っての売買はすでにオールドファションだ。隣の大国・中国ではモバイルアプリを使用したQR決済が主流となっており、アメリカではクレジットカードから派生しているペイメントが拡大している。昨年より開始したアップルのアップルカードもその一つだ。今後はこのようなデジタルペイメントの大流行によって、紙幣は世の中からなくなるかもしれない。コストをかけて紙幣を印刷するのもなくなるだろう。また、お金のモビリティーも国を越えてさらに大きくなるかもしれない。ペイパルを含め、皆が知っているアメリカンエクスプレス(NYSE: AXP)、VISA(NYSE: V)、マスターカード(NYSE: MA)などもその波に乗ってくるだろう。ちなみに、ペイパルは2015年に上場してから株価は約3倍に膨れ上がっている。
ライフスタイルを変化させた、またはこれから変化させるだろうという銘柄はまだまだたくさんあるが、間違えなく一つ言えるのは、すべてがアメリカ企業という事だ。今後は中国企業も追従してくるだろう。ライフスタイルを変えるということは、その分野で間違いなく競争優位性があるという事だし、それゆえに株価の上昇をもたらすに違いない。ぜひライフスタイルを変化させるような銘柄をポートフォリに入れてみてはいかがだろうか?
Akira Kondo is long AAPL, BYND, SBUX, TSLA.
Akira Kondo is long AAPL, BYND, SBUX, TSLA.